2008年6月15日日曜日

Giants Athletics Rich Arthur Harden

今日のベイブリッジシリーズ「GiantsvsAthletics」で先発のMat KaneRich Arthur Hardenが奪った三振の数である。ゲームの結果は、6回を1安打無失点におさえたハーデンに軍配があがったが、パワーピッチャー同士がみせた奪三振showは、これぞメジャーと言うにふさわしい、胸のすく力と力のぶつかり合いであった。いつもは松坂やチェンバレンの球数がどうのこうのとしたり顔で語っている私も、今日の二人のピッチングに関しては、難しいこと無しの純粋な気持ちで長く観ていたいと思った。それにしてもケインは、がんばってもがんばっても勝てない。その努力の報われなさ具合は、開幕から9連続ノーディシジョンの珍記録を作ったAstrosのチャコーンと双璧を成すのではないか。悲しみに似た寂しさを表情に浮かべ、一人ぽつんとベンチに腰掛けるケインに、文明未開の地へ布教に向かう修道僧の姿を照らし合わせてしまった。

1 件のコメント:

e m o j a b. さんのコメント...

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